シルシルミシル：6年の歴史に幕　くりぃむ新番組10月スタート

　お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」が司会を務める情報バラエティー番組「シルシルミシルさんデー」（テレビ朝日系、日曜午後6時56分）が9月7日の放送で終了することが3日、明らかになった。2008年10月から午後11時台の「ネオバラエティ」枠で放送された「シルシルミシル」を含め、約6年間にわたる番組の歴史に幕を下ろすことになった。日曜午後7時台の同枠は10月から同コンビによる新たなバラエティー番組「びっくりぃむ」がスタートする。

あなたにオススメ

高橋ひかる「国民的美少女」グランプリから10年　幅広い活躍の足跡

　「シルシルミシル」は2008年10月～11年9月に水曜午後11時15分からの「ネオバラエティ」枠で放送され、「シルシルミシルさんデー」は2010年7月にゴールデンに進出する形でスタート。一つの企業を徹底的に取材する特集コーナーをはじめ、さまざまな企画で人気を集めた。

　新番組「びっくりぃむ」は、過去に2回放送されたドッキリ企画の特番をレギュラー化。「見て、驚いて、楽しめるバラエティー」をテーマに、ドッキリやチャレンジなど幅広い“びっくり企画”を放送する。「くりぃむしちゅー」が引き続き司会を担当し、マツコ・デラックスさんとお笑いコンビ「バナナマン」がレギュラー出演する。

　このほど会見した「くりぃむしちゅー」の有田哲平さんは「（新番組は）バラエティーの方向に振り切っていますので、純粋に楽しんでいただけたら。ドッキリは大好きなので仕掛けに行ったりもしたい」とコメント。上田晋也さんも「いろんなジャンルから素材を集め、老若男女楽しめる番組になると思う。深く考えず、たっぷり笑って日曜の夜にスカッとしてもらえたら」とアピールしている。

　番組では「振分親方のどっきり地方巡業」「ド天然キャラの芸能人は、素人が仕掛けるドッキリにどれだけ引っかかるか？」「スイミングクラブ最速の少年少女が、番組が擁する“水泳妖怪”たちと真剣勝負！」といった企画を放送予定。同局の小田隆一郎プロデューサーは「家族で笑って楽しく見られるバラエティー！　子供たちがゲラゲラ笑ってくれるような番組を目指したいです」と意気込みを語っている。新番組「びっくりぃむ」は10月スタート。毎週日曜午後6時57分から放送予定。