瀬戸康史:引きこもりの過去を告白 

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 俳優の瀬戸康史さんが5日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた主演ドラマ「ライド ライド ライド」(NHK・BSプレミアム)の会見に登場した。地域密着のプロ自転車ロードレース・チームの経営再建のために派遣された信用金庫職員・平井守を演じる瀬戸さんは、選手らとの交流で失った自信を取り戻していく主人公の姿に、「引きこもっていた」という自らの過去を重ねて胸中を語った。

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 主人公は、ある仕事での失敗を引きずっていたが、チームのメンバーの生き方に心動かされていく。瀬戸さんは「17歳で上京して、社交的で活発だった昔の自分を閉じ込めて、引きこもっていたので、この役に共感できました」としみじみ。今も引きこもりなのかと聞かれると、「もう治ったつもりで話しているのですが……。すみません」と話していた。

 「ライド ライド ライド」は、NHK宇都宮放送局の開局70周年を記念した栃木県発の地域ドラマで、同県那須町を舞台にしたオリジナルストーリー。プロ自転車ロードレース・チーム「那須ベンガーズ」のキャプテン・遠山一成を袴田吉彦さん、監督の小山田博を鶴見辰吾さん、平井の恋人・佐野美弥子を臼田あさ美さんが演じる。主題歌は栃木県出身のシンガー・ソングライターの斉藤和義さんの「ワンダーランド」。NHK・BSプレミアムで24日午後10時に放送予定。

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