武田梨奈:「モー娘。になるのが夢だった」 アイドル役に心境複雑

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 頭突きで瓦を割るCMなどで話題の女優の武田梨奈さんが12日、東京都内で行われた映画「少女は異世界で戦った」(金子修介監督)のイベント前に取材に応じた。劇中でアイドルと戦士を演じた武田さんは「最初はアイドル役に抵抗があったんですが、小学生のころ、(アイドルグループの)『モーニング娘。』になるのが夢だったので、その夢がかなえられたのかな」と振り返った。

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 イベントには武田さんとともに戦う美少女戦士を演じた花井瑠美さん、清野菜名さん、加弥乃さんも出席。清野さんはミニスカートの衣装に「何でこんなに短いんだろうって思った」と話し、新体操をやっていたという花井さんは「新体操(のユニホームは)短いので(これでも)長い方だと思った」とコメント。加弥乃さんが「アイドルをやっていたのでミニスカートには抵抗なかったんですが、上(トップス)が(開いていて)すごくいやで梨奈ちゃんと最後まで抵抗していたんですが(監督に)勝てませんでした」と話すと、金子監督は「僕がデザインした衣装なので……」と明かし、4人を驚かせていた。

 金子監督は「戦隊もののパロディー映画が最近は多くて僕も嫌いじゃないんだけれど、パロディーばかりやっていたら元ネタがなくなっちゃう。この映画は戦隊ものをマジにやって、それが世界に通用するかどうかっていう勝負。富士山とか、温泉とか、クールジャパンをちりばめながら少女たちに体を張ってもらいました」と見どころを語った。

 「少女は異世界で戦った」は平成ガメラシリーズ(1995~99年)や「デスノート」(2006年)などで知られる金子監督の最新作。銃や核が禁止された世界で東日本大震災が起こり、謎の侵入者が社会にまぎれ込み始めた。十数年後、この現象が顕著になり、戦士として育てられた4人の少女たちは侵入者たちと戦い、巨大な陰謀に立ち向かう……というストーリー。映画は27日から公開。

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