高部知子さん:堀越校長が「守ってくれた」涙の告白 BS11で依存症患者支える日々紹介

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 元タレントの高部知子さんが12日放送の報道番組「ウィークリーニュースONZE」(BS11)で、薬物やアルコール依存症患者を支援するスタッフとして生きる姿を見せ、高部さんの人生を変えた写真流出事件時から立ち直ったきっかけと依存症患者支援の思いを涙ながらに語った。

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 高部さんは1980年代、バラエティー番組「欽ちゃんのどこまでやるの!?」のユニット「わらべ」の一員として脚光を浴び、俳優の穂積隆信さん一家で起きた非行問題をドラマ化した「積み木くずし」に主演し、一躍スターとなった。その人気絶頂の時、ベッドでたばこをくわえた姿が写真週刊誌に掲載され、芸能界を活動を自粛。一時復帰したが、長女の病気をきっかけに引退し、その体験から大学へ進学して、精神保健福祉士の資格を取得した。

 番組では、依存症回復支援団体のメンバーとして、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症患者と向き合う姿を追った。高部さんは「真相を話そうとしても誰にも聞いてもらえなかった」と写真流出について告白。「その中でも(在籍していた堀越学園の)校長だけは受け入れてくれて、卒業するまで私を守ってくれたうえ、大学進学もできた」と明かし、「今の私があるのは学校のおかげ、30年たっても変わらない。人を信じることは私にもできる、これが原点」と涙ながらに思いを語った。

 「ウィークリーニュースONZE」の放送は12日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と徳光美鈴さん。コメンテーターは二木啓孝・BS11解説委員。

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