注目ドラマ紹介:「科捜研の女」 マリコと藤倉の対立に禁断の変化? ビジュアル改革も

テレビ朝日提供
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 女優の沢口靖子さんが主演を務める人気連続ドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系)のシリーズ第14弾が16日スタートする。今シリーズでは、沢口さん演じる主人公・マリコと前シリーズで刑事部長に昇進した藤倉(金田明夫さん)の対立関係に大きな変化が生じるほか、数々の平成仮面ライダーシリーズを手がけた田崎竜太さんがメイン監督を務め、科学捜査シーンのビジュアルも改革される。

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 「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所、通称「科捜研」の法医学研究員・榊マリコが、法医学、化学、文書鑑定などの専門技術を駆使して、現場に残された遺留品から研究所の仲間たちと事件の真相に迫る姿を描く人気ドラマシリーズで1999年にスタート。第14弾では番組誕生15周年を迎え、内藤剛志さんや若村麻由美さんらおなじみのメンバーが出演するが、マリコと“天敵”藤倉刑事部長の関係に変化が生じ、マリコを巡る人間関係は「新たなステージ」へ移行するという。また、今作では、科学捜査はスタイリッシュに、難解なシーンはポップに、アクションや追跡シーンはスリリングに“進化”させる一方、従来の世界観を大切にしながら、叙情的なシーンはさらに繊細に描いていく。

 第1話では、京都市内の廃倉庫で男性の死体が発見され、事件にはカリスマ投資コンサルタント・嵯峨根田(中村育二さん)が関わる巨額詐欺事件が関係していることが判明する。現場では無数の弾痕、謎の男の指紋と足跡も見つかり、倉庫で見つかったデータを復元したマリコたちは暗号のようなアルファベットと数字の羅列を発見。謎を解くため拘留中の嵯峨根田を訪ねるが完全黙秘され、そこに嵯峨根田の弁護人・渋沢冬水(田中さん)が現れる……。そんな中、宇佐見(風間トオルさん)らが殺された男の部屋にあった物質が爆弾の原料であることを突き止め、マリコたちは逃走中の容疑者たちが爆弾と拳銃を使って嵯峨根田を奪還するため、護送車襲撃を計画しているとにらむが……という展開。16日から毎週木曜午後7時58分に放送。

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