金子ノブアキ:NBA観戦は「日課」 “ガチオタ”ぶり語る

NBAについて熱く語った金子ノブアキさん
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NBAについて熱く語った金子ノブアキさん

 ミュージシャンで俳優の金子ノブアキさんが8日、WOWOWで放送された北米プロバスケットボール「NBA」の「メンフィス・グリズリーズ対オクラホマシティ・サンダー」の生中継にゲスト解説として出演した。1992年バルセロナ五輪の米国代表“ドリームチーム”がきっかけでNBAにはまり、自身のことを「ガチオタ」というほどNBAファンの金子さんに、今季の見どころや注目チームなどを聞いた。

ウナギノボリ

 −−今季のNBAで注目しているポイントは?

 勢力図ががらりと変わったところ。レブロン・ジェームズ選手が古巣(クリーブランド・キャバリアーズ)に戻って、けがをしていた(シカゴ・ブルズの)デリック・ローズ選手、(ロサンゼルス・レイカーズの)コービー・ブライアント選手がチームに戻ってきた。「“西高東低”の図式が崩れるんでは?」という下馬評もあったけど、ふたを開けたら相変わらずな感じで(笑い)。ただ、(勢力図が)がらりと変わったので、どこが優勝かと聞かれたら全然わからない。仕切り直しって感じ。

 −−その中で今季注目しているチームは?

 クリーブランド(・キャバリアーズ)はちゃんと見ていきたい。ジェームズ選手が入ったけど今のところダメダメで。ジェームズ選手は恐らく優しいんですよ。周りに気を使ってプレーするタイプなので、それが裏目に出なければいいかなと。だけど、彼はマイアミ(・ヒート)時代でたくましくなった部分もあるので、ちゃんとリーダーシップを持って頑張ってほしい。お気に入りのチームは(ゴールデンステート・)ウォリアーズで、スタッフとしてチームに入りたいくらい! 今年はめっちゃ強いです(笑い)。だけど、インサイドの選手はけがが多くて、プレーオフ近くになると誰かがけがをして……。今年は気をつけてほしい。

 −−金子さんとNBAの出会いは?

 小学2、3年くらいかな。ちょうど、ドリームチームの時。かっこよかったですし、やっぱ(マイケル・)ジョーダン選手がすごかった。あの頃はメディアでも取り上げられていて、『スラムダンク』も始まって。(NBAへの)追い風がすごかった。

 −−金子さんにとってNBAとは?

 ドラマがあって、強烈なエンターテインメントだと思う。お金のかかり方と選手のフィジカルがすごい。僕らからすると異次元のスポーツで、“浮世離れした面白さ”がある。毎年始まると「こんなスポーツないよな」って思っちゃう。逆にオフシーズンは暇で、何をしていいかわからなくなってしまって(笑い)。僕にとって“日課”です。

 −−今季のNBAの展望は? また理想のファイナルのカードは?

 (昨季)チャンピオンの(サンアントニオ・)スパーズは相変わらず(強い)。メンバーや戦い方など、去年と変わっていないので、連覇が見てみたい。ファイナルのカードはスパーズとクリーブランドかな。クリーブランドはまだ未知数だけど、ファイナルに来たら派手で見ている方は面白いと思う。

 −−最後に、普段NBAを見ていない人に向け、NBAの楽しみ方を教えてください。

 まずは、ハイライト映像を見てもらえれば、度肝を抜かれると思う。ジャンプ力とかスピードとかパス回しの華麗さとか、キャラの立った選手も多いので、そういうところを見ていただければ。

 *WOWOWは、NBAを毎週5試合生中継。24日には、NBA関連のドキュメンタリー番組「NBAドキュメンタリー ドクターJ 史上最高の芸術家」(WOWOWライブ、午後2時半~)、「NBAドキュメンタリー 華の84年ドラフト 歴史に刻んだ伝説の黄金世代」(同、午後4時~)、「NBA現役最強の男!レブロン・ジェイムス インタビュー」(同、午後5時20分~)の3本を放送する。

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