米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、毎週木曜午後9時)の第6話が13日に放送され、平均視聴率は23.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。初回から6週連続での20%の“大台超え”を達成。前週に自らが記録した今年の民放連続ドラマの最多記録を更新した。
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「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩くクールで型破りな外科医・未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。米倉さん演じる未知子が発する「私、失敗しないので」「いたしません」といった強気な発言や痛快な展開が受け、2012年のシーズン1は同時期の民放連続ドラマの最高となる平均視聴率19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。13年のシーズン2では平均視聴率23.0%(同)を獲得、橋田賞や向田邦子賞なども受賞した。
第3弾となる今シリーズは未知子が日本医学界の頂点に君臨する「国立高度医療センター」に派遣され、日本の東西を代表する「東帝大学病院」と「西京大学病院」の覇権争いに巻き込まれながら、“史上最大の戦い”を繰り広げる。遠藤憲一さん、内田有紀さん、勝村政信さん、岸部一徳さんらおなじみの面々のほか、渡辺いっけいさん、高畑淳子さん、北大路欣也さんといった豪華キャストも加入。初回の21.3%以降、連続で20%超えの高視聴率を記録していた。
第6話では、総長・天堂義人(北大路さん)が国家レベルの新組織「日本医療産業機構」の創立を提唱。その実現の鍵を握る厚労相から、IT企業の社長・六甲貴史(金子昇さん)をしばらく院内で預かってほしいという秘密裏の依頼が届き、戦略統合外科の統一部長の座を射止めた海老名敬(遠藤憲一さん)が主治医に任命されるが、未知子に任務を押し付けられてしまう。そんな矢先、東京地検特捜部の検事・市川達也(嶋田久作さん)らが六甲を訪ねて来るが、六甲は重度の悪性脳腫瘍を患っており、腫瘍を無理に取り除こうとすれば言語機能は失われてしまうことが判明。だが、六甲の秘密を追う特捜は天堂に対し、センターが“隠れ蓑”である可能性を指摘し、六甲の証言を得ようとオペの延期を主張するが……という展開だった。
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