松岡修造:審判・錦織でアガシとサプライズ対決 「早くコートから出たい…」と逃げ腰も勝利 

「ドリームテニスARIAKE」で錦織圭選手(中央)の審判でアンドレ・アガシさん(左)と対戦した松岡修造さん
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「ドリームテニスARIAKE」で錦織圭選手(中央)の審判でアンドレ・アガシさん(左)と対戦した松岡修造さん

 元プロテニス選手の松岡修造さんが22日、有明コロシアム(東京都江東区)で開かれた「ドリームテニスARIAKE」で、4大大会で8回優勝した米国の“レジェンド”、アンドレ・アガシさんと、サプライズ対決した。錦織圭選手に呼び出され、急きょアガシさんと試合を行うことになった松岡さんは「早くコートから出たい……」と逃げ腰の様子を見せつつも、7ポイント制タイブレークの試合で7−5で勝利した。

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 試合の模様はWOWOWのイベント「TOUCH!WOWOW2014」内で生中継。予定にあった錦織選手とアガシさんとの対決は、当初は3セットマッチの予定だったが、錦織選手が手首を負傷していたことで、8ゲーム先取制の特別ルールで行われた。8−6でアガシさんとの試合に勝利した錦織選手が、試合後、急きょマイクを握り、松岡さんをコートに呼び出すと「修造さんを師匠として慕ってきましたが、本気度が見たい」とアガシさんとの対戦を熱望。松岡さんとアガシさんの対戦は錦織選手は自身初という審判を買って出て、松岡さんに「(アガシさんの)ボールの伸びがすごいですよ」とアドバイスを送る一幕もあった。松岡さんと対戦したアガシさんは「長い友人の修造と会えてうれしかった」と健闘をたたえあっていた。

 試合後のインタビューで錦織選手は、対戦したアガシさんについて「攻めが速かった。本当にうまかった」と語りつつ、「2014 ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされている「勝てない相手はもういない」も交えて感想を語った。一方のアガシさんは、錦織選手について「長く注目していた選手。お金を払ってでも見たいと思わせてくれる素晴らしい選手。4大大会優勝もできると思う」と太鼓判を押した。

 WOWOWのイベント「TOUCH!WOWOW2014」は同日の午前10時から午後10時までWOWOWプライム、WOWOWシネマ、WOWOWライブの3チャンネルで、ボクシングWBCスーパーフェザー級チャンピオン・三浦隆司選手の防衛戦を4K生中継する「エキサイトマッチスペシャル」や連続ドラマWの作品「MOZU」、「悪貨」などを特集した「連続ドラマWの世界」。また、映画「ゼロ・グラビティ」など12時間スペシャルプログラムを放送する(WOWOWプライムは無料放送)。そのほか、ウェブやリアルイベントと連動した企画も行う。

 WOWOWプライムでは、錦織選手の幼少のころからの生い立ちを振り返り、世界ランキング5位まで上り詰めた苦悩と栄光の足跡をたどりながら、ATPワールドツアー・ファイナル準決勝までの道のりを紹介するスペシャル番組「錦織圭スペシャル! 世界の頂点を目指して 新たな歴史の幕開け」を、午後8時半から放送。さらに、錦織選手は午後9時半からの番組に生出演する。

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