米倉涼子:大門未知子「かけがいのないキャラに」 今年最高視聴率に感謝

ガッツポーズの米倉涼子さん=ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」のクランクアップで
1 / 1
ガッツポーズの米倉涼子さん=ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」のクランクアップで

 女優の米倉涼子さんは19日、主演連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が最終回(18日放送)で今年のドラマで最高となる平均視聴率27.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、見事“有終の美”を飾ったことについてコメントを発表した。米倉さんは「これもひとえに全てのキャスト、スタッフ、毎週見てくださった視聴者の皆さまのおかげです。大門未知子は私にとってかけがいのないキャラクターのひとつになりました。ありがとうございました」と喜んでいる。

ウナギノボリ

 最終回は90分スペシャルで放送され、平均視聴率27.4%を記録し、民放連続ドラマとしては「HERO」(フジテレビ系)が初回でマークした26.5%を上回る今年最高の数字を獲得。また初回から11週連続となる全話20%の“大台超え”で、全11話の期間平均視聴率も22.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)と「HERO」(全11回、平均21.3%)を抜き、こちらも今年最高となった。瞬間最高視聴率は午後10時19分に記録した31.3%だった。

 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩くクールで型破りな天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。2012年にシーズン1、13年にシーズン2が放送され、高視聴率を獲得。これまでのシリーズ最高視聴率は昨年のシーズン2最終回で記録した26.9%(シーズン1最高は最終回24.4%)だったが、今シーズン最終回でそれを上回り、過去最高を更新した。

 第3弾となる今シリーズは未知子が日本医学界の頂点に君臨する「国立高度医療センター」に派遣され、日本の東西を代表する「東帝大学病院」と「西京大学病院」の覇権争いに巻き込まれながら、“史上最大の戦い”を繰り広げた。

 最終回は90分のスペシャル版で、未知子は人知れず倒れた師匠・神原晶(岸部一徳さん)のオペに挑むが、すでに病状は悪化。手術適応外の状態となっていた晶は、自らの寿命を悟り、愛すべき弟子に「失敗させたくない」という思いから、未知子による執刀を拒絶する。それでも未知子は自らの強い希望でメスを握り、オペに取りかかるが……という展開だった。

テレビ 最新記事