土屋太鳳：朝ドラのせりふ量に驚き　歴代ヒロインに“尊敬の念”

　女優の土屋太鳳（たお）さんがこのほど、東京都内で行われた2015年度前期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「まれ」の会見に出席。10月の撮影開始から約2カ月、主人公・津村希（つむら・まれ）を演じている土屋さんは「せりふ量の多さに驚いてます」と改めて朝ドラヒロインの苦労を明かし、「『花子とアン』では、（台本に）出演場面を探して、そこに（目印の）テープを貼っていたりしたけど、今はどこをめくっても希ちゃんが登場するので、改めてこれまでヒロインをやってきた方への尊敬の気持ちでいっぱいです」と語った。

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　「まれ」は、石川県能登地方を舞台に、パティシエを目指すヒロイン・希の物語。会見には、紺谷圭太役の山崎賢人さん、寺岡みのり役の門脇麦さん、蔵本一子役の清水富美加さん、角洋一郎役の高畑裕太さん、二木高志役の渡辺大知さんという希の同級生を演じる5人と、希の弟・一徹役の葉山奨之（はやま・しょうの）さんも出席した。

　女優・高畑淳子さんの長男で朝ドラ初出演となる高畑裕太さんは、2年間演劇の学校に通っていたといい、「演劇と映像の芝居は違って、“画枠”の中に収まって、リアリティーのある演技するのに今は苦労している」と明かすも、「（自身と役が）一つだけフィットしていると思ったことは、僕（の役）は一子（清水さん）が好きなんですが、そこはすんなり入れたなと」と大胆発言。清水さんらキャストがざわつく中、「そういう意味じゃない」と大慌てで必死に否定していた。

　会見では、この日が19歳の誕生日という葉山さんにサプライズでバースデーケーキが贈られ、葉山さんは「10代最後に歴史ある朝ドラに出られてうれしい。来年からぜひ見てください。『マッサン』より面白いと思います！」とアピールしていた。「まれ」の放送は2015年3月30日から全156回の予定。大泉洋さん、常盤貴子さん、田中泯さん、田中裕子さんらも出演する。