紅白リハ:氷川きよしと水森かおりが驚きの“衣装”を公開 江戸VS人間ドレス

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 氷川きよしさんと水森かおりさんが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われている「第65回NHK紅白歌合戦」のリハーサルで本番の“衣装”を披露した。「ちょいときまぐれ渡り鳥」を歌う氷川さんは、同曲を「股旅もの」と紹介しており、三度笠に旅人風の衣装で、おかめとひょっとこの大きなお面を前面につけた巨大“ロボット”2体とともに登場。白のドレスで登場した水森さんは、曲の最中に赤のドレスに“早着替え”すると、そのドレスの裾がどんどん伸びて“巨大化”した。

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 氷川さんのステージに登場する“ロボット”は、中に入った操縦者の動きを“拡大”する動作拡大型スーツ「スケルトニクス」で扇と“ロボット”のアームはプログラムされて動作する。高さ2.6メートル、重量40キロ。製作費は非公開という。14人のダンサーが参加する。

 水森さんのドレスは桂由美さんのデザインで、テーマは「ハッピー人間ドレス」。足元までの高さは最高約5メートルで、頭の最高到達地点は約6.5メートル。すそは最大で前に8メートル、横に8メートル広がるという。最大で22人のダンサーが参加する。

 リハーサル後に2人は取材に応じ、氷川さんはテーマを「ハイテク江戸ワールド」といい、「紅白で股旅姿を披露するのは初めて」とコメント。“ロボット”などの演出について「すごいセットでビックリしました。最先端のテクノロジーで人力なんです。(“ロボット”に)乗ってみたいです」と話した。

 水森さんは「上からしか見られないので、全貌が(わからない)。蛸みたいな足が出る感じ」といい、「高いところが大好きなので怖くない」と語った。また白いドレスは越前和紙で、「すごく重い。和紙が一枚になっている生地で重いので“ポロリ”しないように」とジョークを飛ばした。

 今年の紅白歌合戦のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」で、白組司会は人気グループ「嵐」、紅組司会は女優の吉高由里子さんが務める。NHK総合で午後7時15分~同11時45分(途中、5分間ニュースで中断)に放送。

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