女優の新垣結衣さんが14日、主演映画「くちびるに歌を」(三木孝浩監督)の完成披露イベントに登場。同作で男子生徒が憧れる美人教師を演じた新垣さんは、ステージ上でも男子生徒役のキャストからモテモテで「好いっちょっけんね」(ロケ地となった長崎・五島列島の言葉で「好きです」の意)、「男子部員の中でタイプは誰ですか?」と熱烈ラブコールを受けて、「そんなことばっかり考えて撮影してたの?」と困り顔だった。
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新垣さんは、クランクアップ時にも男子生徒役の6人から「大好きです!」と叫ばれるサプライズがあったという。この日、は生徒役の佐野勇斗さんが「もう1回(好きだと)言いたいです」といい、「柏木先生、好いっちょっけんね」と再び告白。新垣さんは「ありがとう」と少し照れた表情を見せ、次に室井響さんから「男子部員の中でタイプは誰ですか? クランクアップしたときに男子部員で告白したことに対する答えがほしい」と突っ込まれると、「誰とは選べないですよ。これからみなさん変化しますから」と苦笑いだった。
映画は、アンジェラ・アキさんの楽曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をもとにした中田永一さんの小説「くちびるに歌を」(小学館)が原作。東京から長崎・五島列島の中学校にやってきた臨時教員の柏木(新垣さん)が合唱部の顧問となり、コンクール出場を目指す部員たちに“15年後の自分”へ手紙を書くよう課題を出す……というストーリー。2月28日公開。
イベントの冒頭では、佐野さんや室井さんら、合唱部の主要メンバーが「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を公の場で初披露した。今後、同メンバーは全国18都市で映画をPRする“合唱キャラバン”に向かうことから、新垣さんは「撮影中も、完成した作品を見ても、私はみなさんの声に励まされたし、心をゆさぶられた。それを、ぜひ多くの方に届けてください」とエールを送った。
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