大空祐飛:元宝塚トップスター 初の映像作品に「胃が痛かった」

スペシャルドラマ「紅白が生まれた日」の会見に登場した大空祐飛さん
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スペシャルドラマ「紅白が生まれた日」の会見に登場した大空祐飛さん

 元宝塚宙組トップスターの大空祐飛さんが29日、“紅白歌合戦“誕生秘話を描くNHKのスペシャルドラマ「紅白が生まれた日」の会見に登場。2012年7月に宝塚を退団した大空さんは、今作で映像作品デビューを果たすことになり、「映像でお芝居をすることが初めてだったので。本当にもう胃が痛かったです」と苦笑いで、「映像ならではのこだわり、現場に触れることができてとても勉強になりましたし、違いを毎日考えていたんですが、やっと楽しめるようになってきたら、もう(撮影が)終わってしまうので、(残りを)楽しみたいと思います」と語っていた。

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 ドラマは終戦からわずか4カ月後、1945(昭和20)年の大みそかに放送された「紅白歌合戦」の前身となった番組「紅白音楽試合」の誕生秘話を描く物語。GHQの占領下、番組の誕生に携わった一人のディレクターを中心に、傷ついた人々に歌声を届けようと、奮闘するスタッフや歌手たちの悲喜こもごもの人間模様を描く。主人公のディレクター・新藤達也を松山ケンイチさんが演じるほか、本田翼さん、星野源さん、六角精児さん、小林隆さん、高橋克実さんらも出演する。

 大空さんは“男装の麗人”と呼ばれるスターで、「紅白音楽試合」で紅組司会を務めた水の江瀧子(みずのえ・たきこ)を演じている。ドラマはNHK総合で3月21日午後9時から放送予定。

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