人気グループ「KAT−TUN」の亀梨和也さんが31日、東京都内で行われた主演映画「ジョーカー・ゲーム」(入江悠監督)の初日舞台あいさつに登場。亀梨さんは「天気にも恵まれ、すがすがしい気持ちで初日を迎えることができました」とあいさつ。「全身全力をかけて撮影し、たくさんの方々が盛り上げるべく協力してくださった。大きな船が出発する日を迎えられて感謝しています。長く長く、たくさんの思いを詰めてすてきな航海になることを願っています」と感慨深げな面持ちで語った。
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「ジョーカー・ゲーム」はシリーズ累計発行部数100万部を超える柳広司さんの同名小説の映画化。架空の第二次世界大戦前夜、陸軍内に極秘に設立されたスパイ養成機関「D機関」を舞台に、混沌(こんとん)とする世界情勢の中で、日本や英国など各国のスパイたちが頭脳を駆使して謀略を繰り広げるスパイゲームを描いた作品。亀梨さんは天才スパイ・嘉藤を演じた。
舞台あいさつには嘉藤の前に立ちふさがる謎の女・リンを演じた深田恭子さん、スパイ養成機関「D機関」の指揮を執る結城中佐を演じた伊勢谷友介さん、入江監督も出席した。深田さんは「去年の1月に撮影して皆様に見てもらえる日を楽しみにしていました。今までにない映画になっていると思います」とコメントした。最後に、登壇者がスパイ映画と節分にかけて“酸っぱい梅”を客席にまいた。野球経験者の亀梨さんは美しい投球フォームで梅をまき、亀梨さんが投げた梅が舞台から約30メートル離れた最後列の座席まで届くと、ファンから大歓声が起こった。
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