1966年5月に放送を開始し、5月に放送50年目に突入する人気長寿番組「笑点」(日本テレビ系、日曜午後5時半)のメンバーがこのほど、会見し、林家木久扇さんが同番組の高視聴率について司会を務める桂歌丸さんの入院を引き合いに出し、「(歌丸さんが)楽屋か病院か『笑点』の収録場所にいらっしゃるから、(番組が)ドキュメントとして見られて視聴率につながってるんじゃないかと思います」と持論を展開した。
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三遊亭円楽さんは「高齢者がバカなことを言っている番組ってほかにないもんね」と、いつもの“毒舌”で笑いを誘い、「どなたかエッセイストの方がね、世界遺産ならぬテレビ遺産と言ってくださった。僕らは非常にうれしかったな」としみじみ。また、林家たい平さんは「笑点の前にだけは“お茶の間”が存在しますよね。なくなってしまった“お茶の間”が『笑点』という番組を通して存在するし、『おじいちゃん始まるよ』とか、『お母さん始まるよ』とか、そういう団らんがあるのがいいんじゃないですか」と語った。
会見は、「笑点」と、バラエティー番組「あのニュースで得する人損する人」(日本テレビ系、木曜午後7時)がコラボしたスペシャル番組が4月9日に放送されることを告知するために行われた。会見には、歌丸さん、木久扇さん、円楽さん、たい平さんのほか、三遊亭好楽さん、三遊亭小遊三さん、春風亭昇太さんと、“座布団運び”の山田隆夫さんという「笑点」メンバーと、スペシャル番組の司会を務めるお笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基さんと羽鳥慎一アナウンサーが出席した。
スペシャル番組は、「得損×笑点 笑点メンバー人間ドック& 歌丸 波乱の半生に円楽が涙」と題し、笑点メンバーが人間ドックを受ける様子が放送される。人間ドック受診を提案したという歌丸さんは「あたくしの1番の望みはとにかくこのメンバーで丸50周年目の記念番組を撮りたいわけです。だからもう皆さんに健康に気を付けてくれということですよね」と説明。円楽さんは「このメンバーで良い形で50年を迎えられる。そのきっかけとなる最初のスタートの番組を作っていただいて全員感謝してると思います」と感慨深げに語った。
笑点メンバーと「得する人損する人」の出演メンバーによる大喜利対決や、歌丸さんの知られざるヒストリーについて紹介するコーナーも用意されている。4月9日午後7時放送。
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