柳ゆり菜：「マッサン」特需で女優業がグラビア超え　「芝居追究したい」

　 NHK連続テレビ小説「マッサン」の“ポスター美女”として話題となったグラビアアイドルの柳ゆり菜さんが、5月1日に放送される連続ドラマ「アルジャーノンに花束を」（TBS系）の第4話にゲスト出演することが決定した。26日に東京都内で取材に応じた柳さんは、「マッサン」出演を経て、最近は「芝居の仕事が、グラビアよりも増えてきた」と明かし、「芝居経験が少ないとか、甘えは捨てなくちゃいけないという覚悟といいますか、柳ゆり菜の芝居を追究していって、自分の魅力を皆さんに届けていけるようになれれば」と心境を明かした。

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　もともと女優志望だったという柳さんは「日々、勉強といいますか、芝居に対しての探究心が高まってきている」と明かしつつ、一方で「芝居の楽しさだけじゃない、難しさ、複雑な部分にも直面していて、足らないものも多くて、戸惑いも大きい」と告白した。

　今回演じるのは、俳優の山下智久さんが演じる主人公・白鳥咲人を気に入り、誘惑する女性・絵里奈。登場シーンについ「（出番は）ちょっとですが、4話の中でも重要な、ドラマのターニングポイントになる、スパイスが効いた場面になっています」と説明し、「任せていただいたことに意味を感じていますので、楽しみにしていただきたいです」とアピールしていた。

　ドラマは、昨年死去した米作家ダニエル・キイスさんのベストセラー小説が原作で、手術により天才的な知能を手に入れた青年の愛や憎しみ、喜びと孤独を描く。野島伸司さんが脚本を監修し、山下さんは、年齢は28歳だが知能は6歳児並みという知的障害があり、知的能力を向上させるため脳外科手術を受ける主人公の青年・咲人を演じている。毎週金曜午後10時に放送。