生田斗真:岡田将生と7年ぶり共演 「化学反応起こしたい」

生田斗真さんが主演する映画「秘密 THE TOP SECRET」のビジュアル (C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
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生田斗真さんが主演する映画「秘密 THE TOP SECRET」のビジュアル (C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会

 俳優の生田斗真さんが、清水玲子さんの人気マンガを映画「るろうに剣心」シリーズなどで知られる大友啓史監督が実写化し、2016年に公開予定の映画「秘密 THE TOP SECRET」に主演し、岡田将生さんと7年ぶりに共演することが6日、明らかになった。2人が共演するのは、堀北真希さん主演の連続ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」の特番「卒業式&7と1/2話スペシャル」(2008年)以来、7年ぶりで、映画での共演は今回が初めて。生田さんは「お互いが歩んできた道程や、これまで経験してきた事を現場で出しあいながら、すてきな化学反応を起こせればと思っています」とコメントを寄せている。

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 原作は、マンガ誌「メロディ」(白泉社)で1999年に「秘密-トップ・シークレット-1999」が読み切りで掲載され、2001年から12年まで「秘密-トップ・シークレット-」として連載されたミステリーマンガ。08年に「秘密 ~The Revelation~」としてテレビアニメ化され、現在はスピンオフ作「秘密 season 0」が連載されている。

 映画は、警察庁内のMRI捜査組織・科学警察研究所法医第9研究室(通称・第9)を舞台に、エリート捜査員たちが、死んだ人間の脳から「過去の記憶を映像化」できるMRIスキャナーを駆使し、秘密保護法のもと、迷宮入りとなった猟奇事件を追う……というストーリー。

 生田さんが天才的頭脳の持ち主だが心にトラウマを抱える第9の室長・薪剛、岡田さんが新たに「第9」に配属された新人・青木一行を演じ、科警研監察医の三好雪子役で栗山千明さん、映画オリジナルとなる所轄の熱血刑事・眞鍋駿介役で大森南朋さんも出演する。

 生田さんは「撮影現場では、スタッフ、キャストの方々が『室長!』と呼んでくださっている」といい「少しえらくなった気分で、気持ちがいいです。えらそうに、他人を見下しながら、人間の脆さと強さ、絶望と希望を表現できればと思っています」と意気込んでいる。

 また岡田さんは、大友監督の作品に出演するのは初めてで「緊張と興奮、ニつの感情が混ざり合って震えています。そして、生田斗真さん。久々に先輩とご一緒できるのはうれしすぎます」と出演を喜んでいる。大友監督は「原作が取り上げるテーマは、私たち人間存在の心の奥底に突き刺さります。映像化は『るろうに剣心』に続く大冒険です。力強いキャスト・スタッフと共に『心に突き刺さる映画』を目指します。ご期待ください」とメッセージを寄せている。

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