生田斗真:真冬の全裸撮影は「過酷」 仲里依紗は自撮りが「むずがゆい」

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 俳優の生田斗真さんの最新主演映画「土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI」(三池崇史監督、2014年2月15日公開)の完成披露ジャパンプレミアが20日、東京都内で行われ、生田さんのほか、ヒロイン役の仲里依紗さんや堤真一さん、山田孝之さんら豪華キャスト陣が集結した。三池監督の作品に初参加となった生田さんは「真冬にもかかわらず、過酷でしたね。全裸で車のボンネットにくくりつけられた……」と驚きの撮影現場の様子を語り、会場を盛り上げた。

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 「大エンターテインメント作品ができた。難しく考えずに見てほしい」と胸を張った生田さんだが「僕だけ新参者。こんな作品に出ないとやれない。なかなかできない経験。(もう一度やる?)もういいです……」と全裸のシーンを振り返ったが、三池監督の作品経験者の仲さんは、「自撮りでアイドルのような写真を撮って、すごくむずがゆい感じで恥ずかしい」と照れたが、「もっとすごいことをやらされるんじゃないかって、構えていたんですが、でもそうでもなかった」と笑顔で語り、三池監督も「普通ですよ、『あまちゃん』と同じくらい」と平然と答えて、会場の笑いを誘った。

 一方で、役作りで金髪リーゼントを続けた山田さんは「僕は座ってただけ。美容師さんは大変だったと思いますが……」と答えたが、「オールバックで週に1回ブリーチ。最終的にはファーッと抜けました」と告白。スキンヘッドで全身タトゥーの黒河役を演じた上地雄輔さんは、メークに6、7人がかりで8時間かけたと明かし、「『あまちゃん』くらいアットホームな役だと言われたのに、原作見たらこんな役で、『じぇじぇじぇ』と言いました。付いていただいたメークさんやスタッフたちの恋愛話はひと通り聞きました」と笑顔で、三池組の撮影の過酷さを明かしていた。

 「土竜の唄」は、05年に週刊ヤングサンデー(小学館)で連載をスタートし、現在はビッグコミックスピリッツ(同)で連載されており、コミックスは33巻までで累計350万部を発行している高橋のぼるさんの人気マンガが原作。素行不良を理由に懲戒免職になった警察官・菊川玲二が“モグラ”と呼ばれる潜入捜査官として暴力団内部に入り、幹部を逮捕するため活躍するさまを描く。映画は「十三人の刺客」「悪の教典」などの三池監督が手がけ、脚本は「木更津キャッツアイ」シリーズなどの宮藤官九郎さんが担当している。2月15日に公開予定。

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