イノサン:グランドジャンプで連載スタート

坂本眞一さんのマンガ「イノサン ルージュ」が表紙を飾ったマンガ誌「グランドジャンプ」(集英社)
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坂本眞一さんのマンガ「イノサン ルージュ」が表紙を飾ったマンガ誌「グランドジャンプ」(集英社)

 「マンガ大賞2015」にノミネートされた坂本眞一さんのマンガ「イノサン ルージュ」が、20日発売された月2回発売のマンガ誌「グランドジャンプ」(集英社)12号で連載をスタートした。第1話「血塗(まみ)れの純真(イノサン)」は、巻頭カラー45ページで、処刑を執行する場面から始まる。またこれまでの物語を振り返った特集を3ページにわたり掲載している。

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 「イノサン」は、ルイ16世やマリー・アントワネットらの処刑を手がけたフランス革命期の死刑執行人シャルル-アンリ・サンソンが、死刑執行人の一族に生まれた苦悩を描いている。2013年1月から15年4月まで「週刊ヤングジャンプ」で連載されていた。13年度の文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品で、14年には手塚治虫文化賞の読者賞にもノミネートされている。

 また新連載に合わせて、集英社は同作のキャンペーンを実施する。19日発売の「イノサン」のコミックス9巻の応募券と、グランドジャンプ12号、13号(6月3日発売)、14号(6月17日発売)のいずれかの応募券1枚をハガキに貼って応募すると、坂本さんの直筆サイン入り複製原画が10人に当たり、肖像入りの皿が200人に当たる。

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