アンガールズ山根:ギャラクシー賞で“毒舌祝福”も返り討ち

第52回ギャラクシー賞の贈賞式に登場した「アンガールズ」の山根良顕さん(右)と受賞した中国放送の横山雄二アナウンサー
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第52回ギャラクシー賞の贈賞式に登場した「アンガールズ」の山根良顕さん(右)と受賞した中国放送の横山雄二アナウンサー

 お笑いコンビ「アンガールズ」の山根良顕さんが2日、東京都内で行われた放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「第52回ギャラクシー賞」の贈賞式に、DJパーソナリティー賞を受賞した中国放送の横山雄二アナウンサーを祝福するため、駆けつけた。

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 横山アナウンサーの主演映画「ラジオの恋」に友情出演するなど、横山さんと交流がある山根さんは、「まさかこの不良アナウンサーがこんな素晴らしい賞をもらえるとは広島の人たちは誰も思ってなかったと思う」「社内での評判はものすごく悪いです、この人。敵ばかり」と毒舌を連発しつつ、「でも、強い信念や生き方があるのを僕らはこの広島の先輩を見ながら学ばせていただいている」と尊敬の気持ちを交え、受賞を祝福した。

 一方、横山アナウンサーは、山根さんの登場に「サプライズが山根だったことが残念でしょうがない。広島にはいっぱいいろんな人がいたじゃないですか」と冗談めかして訴えたり、「アンガールズの“暇な方”が来てくれましたが、これで少しは話題になれば」と毒舌で返して、会場の笑いを誘った。

 ギャラクシー賞は放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を表彰するために1963年に創設。今回で52回目で、テレビ部門の個人賞は女優の杏さんが受賞し、大賞には琉球朝日放送の「裂かれる海~辺野古 動き出した基地建設~」、特別賞にはテレビ東京の深夜ドラマ枠「ドラマ24」が選ばれた。

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