平愛梨:ホラーはこれでファイナル? 主演映画を「成仏させて!」と懇願

「呪怨 ザ・ファイナル」初日舞台あいさつに登場した平愛梨さん
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「呪怨 ザ・ファイナル」初日舞台あいさつに登場した平愛梨さん

 女優の平愛梨さんが20日、東京都内で行われた主演映画「呪怨 ザ・ファイナル」(落合正幸監督)の初日舞台あいさつに登場。平さんは「朝からホラーを見てくれたんだということに喜びを感じています。終わらせてしまうんだという寂しさもありますが、初日を迎えられたことがうれしく思います」と観客に感謝したが、もし万が一続編が作られることになっても「出ません」とかたくなに拒否。「本当にたくさんの方に見てもらって、(映画を)成仏させてもらえたらな。本当にファイナルで終わってほしい!」と懇願して観客の笑いを誘った。

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 舞台あいさつには、平さんのほか、桐山漣さん、おのののかさん、柳ゆり菜さん、劇中に登場する恐怖の象徴・伽椰子役の最所美咲さんとその息子・俊雄役の小林颯君、落合監督が登場。シークレットゲストとして、主題歌を担当したDoubleが、平さんに黒バラの花束を手渡した。

 撮影中に過呼吸になってしまうほどホラーが苦手だという平さんは「私の中では、ホラーファイナルなんですよ。お芝居と分かっていても(出演者たちの演技が)本当に怖くて、精神的にだめだった」と力を込めた。「(続編があるなら)差し入れは持って行きますが、私は出ません!」と宣言し、「みなさん、本当にどうにかよろしくお願いします」と今作がファイナルになるべく、ヒットを願った。一方、おのさんは同映画がきっかけで「いろいろ心霊づいてて……」と、ホラー体験を明かしたが、続編にはノリノリで、「このまま(ホラー映画の)主役まで上り詰められるかな。どうですか、監督?」と売り込んでいた。

 「呪怨 ザ・ファイナル」は、「呪怨」シリーズの最終章とうたわれており、主人公の麻衣が失踪した小学校教師の妹と、妹が担当していた不登校の生徒の行方を捜すが、その周囲で不可解な現象が起きる……というストーリー。落合監督は「こういう映画を見て、キャンキャン騒いでいただき、ストレスを発散してほしい」とアピールし、「ファイナルということですが、呪怨の呪いは不滅です!」と宣言して、平さんを怖がらせていた。

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