女優の黒島結菜さんが21日、東京都内で行われた舞台「虹とマーブル」の会見に登場。同作が舞台初出演となる黒島さんは「緊張します。でも、楽しみな方が大きい。これからやっとお客さんに見てもらえるワクワクというか」と今の心境を語った。共演する小出恵介さんから「緊張していると言ったけどうそです。さっきカーテンコールであいさつの練習していたとき、『これが一番緊張する』って言っていました」と暴露され苦笑する一幕もあった。
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黒島さんは「舞台は初めてだったので、分からないことが本当に多くて。上手(かみて)、下手(しもて)とか基本的なことから、いろいろみなさんに教えてもらって……」と初舞台の苦労を告白。一緒に会見に出席したともさかりえさんは「堂々としていて、くろちゃん(黒島さん)は。どっしり感を見習いたいという感じです。自分が18、19歳のときの初舞台でこんなに堂々としてられたかな」と絶賛していた。
また、主演の小出さんは役に共感する部分を聞かれ、「女性を振り回すくだりがあるんですが、そういうのは身に覚えが(ある)……」と自身の経験を振り返って場を沸かせた。すると慌てて「いや、身に覚えというか、イメージできるかなーという感じです」と自らフォローしていた。会見には小出さん、黒島さん、木村了さん、小松和重さん、ともさかさんが出席した。
「虹とマーブル」は1950年代の戦後から高度成長時代の日本が舞台。社会の底辺から成り上がっていく男を中心に激動の時代を生きた人々を描いた人間ドラマ。主演を小出さんが務めるほか、ヒロイン役を舞台初出演となる黒島さんが演じる。22日から世田谷パブリックシアター(東京都世田谷区)で上演(9月6日まで)。その後、島根、広島、福岡、宮城、大阪、愛知、静岡で上演される。
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