花燃ゆ:明治編のビジュアル公開 井上真央と大沢たかおが洋装に

「花燃ゆ」の明治編のビジュアル=NHK提供
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「花燃ゆ」の明治編のビジュアル=NHK提供

 女優の井上真央さん主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で、9月6日からスタートする明治編のビジュアルが29日、公開された。これまでのビジュアルでは着物姿だった美和(井上さん)が洋装となり、夫となる楫取素彦(大沢たかおさん)とともに遠くを見つめる姿が描かれ、「ただ、明日のその先のために」というキャッチコピーが添えられている。

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 同局の土屋勝裕チーフプロデューサーは、ビジュアルについて「明治という新時代、美和が群馬県令・楫取とともに未来を見つめ、前に進んでいこうとしているイメージでポスターを作りました。美和の華やかなドレスには日本的な刺しゅうが施され、伝統を生かしながら新時代にふさわしいものになっています」と説明。「県令夫人、そして男爵夫人となっていく美和の活躍をお楽しみに」と話している。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰(伊勢谷友介さん)の妹・文が主役のオリジナル作品。ドラマでは現在、文は長州藩の奥に入り、名を美和と改めている。美和は長州藩の尊王攘夷派の中心人物・久坂玄瑞と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦と再婚した人物で、ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えた美和の生涯が描かれている。

 「花燃ゆ」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送中。

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