松坂桃李:ドラマ化「探偵・日暮旅人シリーズ」で主演 堤幸彦とタッグ

「視覚探偵 日暮旅人」に出演する(後列左から)濱田岳さん、松坂桃李さん、多部未華子さんと住田萌乃さん(前列)
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「視覚探偵 日暮旅人」に出演する(後列左から)濱田岳さん、松坂桃李さん、多部未華子さんと住田萌乃さん(前列)

 俳優の松坂桃李さんが、山口幸三郎さんの人気小説「探偵・日暮旅人(ひぐらし・たびと)シリーズ」をスペシャルドラマ化する「視覚探偵 日暮旅人」(日本テレビ系)で主演を務めることが16日、明らかになった。堤幸彦さんが演出し、多部未華子さん、濱田岳さん、北大路欣也さんらが出演する。

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 累計40万部を突破している同シリーズの「探偵・日暮旅人の探し物」が原作。幼いころの誘拐事件がきっかけで、視覚以外の感覚を失ってしまった松坂さん演じる主人公・日暮旅人が探偵として事件を解決していくミステリー。旅人の相棒・雪路を濱田さんが演じ、旅人と同居する娘・灯衣(てい)を子役の住田萌乃ちゃん、旅人と灯衣の力になろうとする保育士役を多部さんが演じる。

 松坂さんは「僕が演じた日暮旅人という男は、五感のうち四つの感覚がなく、視覚だけで人の感情や匂いなどいろいろなものが見える探偵です。その視覚表現の仕方が、堤監督ならではの見どころだと思います。僕らもまだ拝見していないのでできあがりが楽しみで仕方ないです」とコメント。多部さんは「旅人の視点がどのように描かれているのかは堤監督の頭の中にだけあるのですが、私たちの想像を超えている作品になると思いますし、新鮮なドラマになっていると思います」と期待を寄せている。

 日本テレビでのドラマ演出は約16年ぶりとなるという堤さんは「そりゃ気合も入りますよ。持てるノウハウを全力で注ぎこもう!なんて決意してましたが、原作と脚本を手にとって『あ、イケる』と。肩に力を入れすぎないように、むしろ楽しもう!と。すてきなタッチのお話です」とコメントしている。

 ドラマにはほかにも、木南晴夏さん、臼田あさ美さん、木下ほうかさん、生島ヒロシさん、中野英雄さんらも出演。福原充則さんが脚本を手がける。今秋「金曜ロードSHOW!」で放送予定。

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