ピース又吉：“一流芸能人”の仲間入りで「格付け」初参戦

　小説「火花」で第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが、13日放送の特別番組「芸能人格付けチェック～一流芸能人に常識はあるのか！？スペシャル～」（ABC、テレビ朝日系）に出演することが1日、分かった。又吉さんが「芸能人格付けチェック」に出演するのは今回が初めてで、「ご祝儀袋の書き方」「食事作法」「浴衣の帯の結び方」など“一流芸能人”であれば知っていて当然という「常識」が又吉さんにも備わっているか、番組内で明らかにされる。

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　又吉さんは、出演が決まって「のどに何も通らないくらい緊張した」という。これまで着物を着る機会が多かったものの、「浴衣の帯の結び方」のチェックでは緊張で「頭が真っ白になった」ともコメント。また「ご祝儀袋の書き方」では、ご祝儀の文字の専門家である横浜国立大学の青山浩之教授から「歴代の芥川賞受賞者の中で断トツで稚拙（ちせつ）な文字」と酷評され、又吉さんは「冠婚葬祭に関わるマナーというのはしっかりと身に着けておかないといけないなと感じました」と反省しきり。それでも「僕は凝り性なので字もキレイに書けるように学びたいですね」と語っている。

　同番組は、2005年から正月恒例の特番として放送を開始し、女優やお笑い芸人、スポーツ選手などの“一流芸能人”たちがチームを組んで、「味覚」「音感」「ワイン」「演出」など六つのジャンルで、一流品かどうかの鑑定に挑むという内容で人気を集めてきた。間違えるごとに肩書が「一流」「普通」「二流」「三流」「そっくりさん」「映す価値なし」と格下げされる。MCはお笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功さんが務めている。

　13日の放送では又吉さんのほか、泉ピン子さん、梅沢富美男さん、関根勤さん、浅田美代子さん、榊原郁恵さん、中村橋之助さん、石黒賢さんが“一流芸能人”としてチームを組み、「常識」が備わっているかを試す、さまざまなチェック項目に挑戦する。又吉さんの相方の綾部祐二さんも“立会人”として登場する。13日午後7時～同9時48分に放送される。