下町ロケット:3話の視聴率は18.6% 初回から右肩上がりで最高更新

日曜劇場「下町ロケット」に主演している阿部寛さん
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日曜劇場「下町ロケット」に主演している阿部寛さん

 俳優の阿部寛さんが主演を務める日曜劇場「下町ロケット」(TBS系)の第3話が1日放送され、平均視聴率は18.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。初回は16.1%、第2話は17.8%と、今期の連続ドラマでは唯一右肩上がりの高視聴率を記録していたが、さらに数字を伸ばした。

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 「下町ロケット」は、池井戸潤さんの直木賞受賞作が原作。主人公・佃航平(阿部さん)は自分が開発したエンジンを搭載したロケットの打ち上げに失敗し、責任を取るために退職を余儀なくされ、父親が残した工場「佃製作所」を継ぐことになるが、宇宙への夢を諦めきれずにいる……というストーリー。同じ日曜劇場で池井戸さん原作のヒットドラマ「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」を世に送り出してきたスタッフが手掛けることでも話題を集めている。阿部さんが同局の連続ドラマに出演するのは、2010年4月期の日曜劇場「新参者」以来5年ぶり。宇宙への夢を諦めきれずに下町の工場で社長を務める主人公・佃航平を演じている。

 第3話では、日本を代表する大企業・帝国重工の求めに応じてバルブシステムの特許を譲れば20億円もの大金が入ってくる佃製作所だが、佃(阿部さん)は別の可能性を探っていた。特許売却か、使用契約かを帝国重工に返答する当日、佃は帝国重工の部長・財前(吉川晃司さん)らが予想だにしなかった提案をする……というストーリーだった。毎週日曜午後9時放送。

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