「第55回ミス・インターナショナル世界大会」が5日、東京都内で行われ、70の国と地域の代表の中から、ベネズエラ代表のエディマー・マルティネスさん(20)がグランプリに輝いた。マルティネスさんは「選ばれるとは思っていなかったので、本当に驚きました」とグランプリ受賞の瞬間を語ると、日本滞在を振り返り「日本で食べたお肉が一番おいしかった。富士山に行ったのもすてきな思い出で、(各国ミスの)友達とお別れしなくちゃいけない今が一番悲しいです」と心境を明かした。
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また、マルティネスさんは今回、水着審査でもっとも観客を魅了した代表に贈られる「ミス・パーフェクトボディ」も受賞。美の秘訣(ひけつ)は「寝る前に時間をかけてメークを必ず落とすこと」といい、「ジムに通ったりもしますが、逆に体重が増えなかったのが悩みなんです」とも語った。
ミス・インターナショナルは、ミス・ワールド、ミス・ユニバースに並ぶ世界3大ビューティーコンテストで、1960年に誕生し、今年で55回目。2012年には吉松育美さんが世界大会で優勝し、日本人初のミス・インターナショナルに輝いている。
今回は70の国と地域から代表が集まり、民族衣装や水着姿などを披露。女優の藤原紀香さん、坂東眞理子・昭和女子大学長、デザイナーのコシノジュンコさん、「2014ミス・インターナショナル」のプエルトリコ代表のバレリー・エルナンデス・マティアスさんらが審査員を務め、グランプリを含む上位1~5位を選出。日本代表の中川愛理沙(なかがわ・ありさ)さん(19)は自国の民族衣装をもっとも魅力的に披露した代表に贈られる「ミス・ナショナルコスチューム」に輝いた。