栗山千明:いち押し“ボンド”はダニエル・クレイグ? 「大人の色気、感じる」

WOWOWの「特集:ジェームズ・ボンドに愛をこめて」に出演する(左から)栗山千明さん、竹中直人さん、小堺一機さん
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WOWOWの「特集:ジェームズ・ボンドに愛をこめて」に出演する(左から)栗山千明さん、竹中直人さん、小堺一機さん

 女優の栗山千明さんがこのほど、人気スパイ映画シリーズの最新作「007 スペクター」(サム・メンデス監督)と28日のWOWOWの無料放送イベント「TOUCH!WOWOW2015」とのコラボ企画「特集:ジェームズ・ボンドに愛をこめて」の収録後に、取材に応じた。栗山さんはショーン・コネリーさんやロジャー・ムーアさん、ピアース・ブロスナンさんら名優たちが演じてきた歴代のジェームズ・ボンドについて「いでたちが“シュッ”としているところに大人の色気を感じる。誰か一人を選ぶとしたら、難しいんですけど、作品を重ねるごとにアクションがどんどん壮大になっていってすごいなって思うので、ダニエル・クレイグかな。でもやっぱり選べないですね」と笑顔で語った。

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 番組には俳優の竹中直人さんやタレントの小堺一機さんも出演。初代ボンド役のコネリーさんが「僕にとって最初の映画スター。ものすごく憧れていた」という竹中さんは「テーマ曲がやっぱり魅力的。あと俳優も『またこの人で見たい』って思わせてくれるし、たたずまいとしてはダニエル・クレイグの立ち姿と、(1964年公開の)『ゴールド・フィンガー』の時の、ショーン・コネリーのアストン・マーチンに寄りかかっている時の足の指の伸び方とかね。かっこいいなって思うんですよね」と“通ぶり”を披露した。

 小堺さんも、67年公開の「007は二度死ぬ」の撮影に使われ、この日の番組が収録されたホテルニューオータニ(東京都千代田区)を「聖地」と呼ぶなどシリーズの大ファン。「個人的なことですが、高校生の頃に掃除のバイトをしていたので、こうやって来られてうれしいですね」としみじみ。主人公のボンドについて「スーツが基本というのが他のアクション映画の主人公と違うところ。あえてスーツを着て戦うっていう、そこをかたくなに守っているのがすごい」と語ると、“ボンドガール”については「小学生の時は大きくなったらああいう人とデートしたいと思っていた。時代が変わって強い女の人ばかりで、夢が壊れたけれど、その時代ごとのセクシーさがあって、“図鑑”のようなものですね」と話していた。

 「007 スペクター」はシリーズ24作目で、主人公のジェームズ・ボンドを4度目となるクレイグさんが演じ、悪の組織スペクターを追うボンドの活躍が描かれる。前作「007 スカイフォール」に続き、レイフ・ファインズさん、ベン・ウィショーさん、ナオミ・ハリスさんも出演し、“ボンドガール”として新たにモニカ・ベルッチさん、レア・セドゥーさんも登場。12月4日に公開される。

 「TOUCH!WOWOW」は、WOWOWが毎年開催している年に一度の大型番組連動イベントで、今年は11月28日の午前11時~午後10時まで11時間にわたり「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」の三つのチャンネルで無料放送する。「特集:ジェームズ・ボンドに愛をこめて」は、同日午前11時半からWOWOWシネマで10時間連続で関連番組8作品を無料放送する。

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