小林幸子：紅白に4年ぶり復帰　　ラスボス化を高く評価「新たな小林幸子を…」

　大みそかに放送される「第66回NHK紅白歌合戦」の出場者発表会見が26日、東京・渋谷のNHK放送センターで開かれ、歌手の小林幸子さんの出場が決まった。小林さんが紅白に出場するのは2011年以来、4年ぶり。今回は紅組としてではなく特別企画での出場となる。

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　小林さんは日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット（コミケ）86」に参加するなどし、最近では若い世代から“ラスボス”の愛称で親しまれている。かつて“年末の風物詩”として大みそかのお茶の間をにぎわせてきた巨大衣装の復活もあるのか、また水森かおりさんとの「巨大衣装対決」があるのかも注目される。

　柴崎哲也チーフプロデューサーは「今年のテーマは『ザッツ、日本！ザッツ、紅白！』。『ザッツ、紅白！』を象徴する歌手と考えた時に小林幸子さんの顔が浮かんだ。最近はネットの世界などで“ラスボス”と呼ばれ、若い人にも人気を集めていて、新しい小林幸子を見せてほしいなって思った」と起用理由を説明した。

　「第66回NHK紅白歌合戦」のテーマは「ザッツ、日本！ザッツ、紅白！」で、昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分～同11時45分（途中、5分間ニュースで中断）で放送される。白組司会は人気グループ「V6」の井ノ原快彦さん、紅組司会は女優の綾瀬はるかさん、総合司会を黒柳徹子さんとNHKの有働由美子アナウンサーが務める。