大原櫻子：紅白初出場　「今朝聞いた」

　大みそかに放送される「第66回NHK紅白歌合戦」の出場者が26日発表され、歌手で女優の大原櫻子さんが初出場することが決まった。同日、NHK放送センター（東京都渋谷区）で開かれた会見で、大原さんは「実は今朝、出演を聞いて、実感がわいてない」と突然の知らせだったことを明かした。続けて「緊張すると思いますが、一生懸命楽しく歌えればいいなと思います」と意気込みを語った。

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　続けて、印象に残っている紅白について聞かれた大原さんは「（歌手の）絢香さんが活動を一回休止される前に、最後に『みんな空の下』という曲を歌っていて。その歌を聴いてすごく感動して、絢香さんにファンレターを送った思い出があります。音楽活動させていただいている中でも（特に）心を動かされたきっかけでもあります」と語った。

　大原さんは2013年12月に公開された映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」（小泉徳宏監督）で一般オーディションで約5000人の応募者の中から選ばれ、ヒロイン役で出演。映画公開前に劇中バンド「MUSH＆Co．」のボーカルとして、シングル「明日も」でCDデビューした。11月発売のシングル「キミを忘れないよ」は12月に公開される劇場版アニメ「映画ちびまる子ちゃん　イタリアから来た少年」の挿入歌にもなっている。

　会見には、1991年に解散し、今年8月に20年ぶりに再結成ライブを行った同じく初出場のロックバンド「レベッカ」のNOKKOさんのビデオメッセージも公開された。NOKKOさんは「（8月の）コンサートに来られなかった皆さん、あのころ青春をともに過ごした皆さんに歌と演奏をお届けするために、紅白歌合戦という素晴らしい機会を与えていただき心から感謝します。心を込めて歌わせていただきます」と喜びを語った。

　「第66回NHK紅白歌合戦」のテーマは「ザッツ、日本！ ザッツ、紅白！」で、昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分～同11時45分（途中、5分間ニュースで中断）で放送される。白組司会は「V6」の井ノ原快彦さん、紅組司会は女優の綾瀬はるかさん、総合司会をNHKの有働由美子アナウンサーと黒柳徹子さんが務める。