松山ケンイチ:北川景子と老舗演芸場「末廣亭」の舞台に 大喜利披露も「緊張で冷や汗」

映画「の・ようなもの のようなもの」(杉山泰一監督)のイベント「“笑い納め”のようなもの」に登場した松山ケンイチさん(左)と北川景子さん
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映画「の・ようなもの のようなもの」(杉山泰一監督)のイベント「“笑い納め”のようなもの」に登場した松山ケンイチさん(左)と北川景子さん

 俳優の松山ケンイチさんと女優の北川景子さんが20日、寄席「新宿末廣亭」(東京都新宿区)で行われた映画「の・ようなもの のようなもの」(杉山泰一監督)のイベントで、同所の舞台に登場した。松山さんは「(末廣亭に)これまで観に来たりはしたけど、こっち側(舞台)から見ると広く見える。面白いことを言わなきゃいけないような気がして緊張で冷や汗をかいて、暑いです」と感想を語った。

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 この日は「“笑い納め”のようなもの」と題したイベントで、松山さんは舞台で「青春」をテーマにした大喜利を披露。「青春とかけて、エスプレッソのようなものとときます」といい、進行役の古今亭志ん丸さんから「その心は」と聞かれると「最後に苦みが残ります」とし、観客からは「おー!」という声とともに拍手が上がった。また北川さんは「落語とかけまして、おしゃれのようなものとときます。どちらもセンスが必要!」と披露し、拍手を浴びていた。

 「の・ようなもの のようなもの」は、2011年12月20日に急逝した森田芳光さんの監督デビュー作「の・ようなもの」(1981年公開)のその後を描いた作品。生真面目な落語家・志ん田が、落語を捨て気楽に生きる兄弟子・志ん魚と出会い、悩みながらも自分らしく生きる楽しさを知っていく姿を描く。主人公の志ん田役を松山さん、ヒロインの夕美を北川さんが演じている。2016年1月16日公開。

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