テレビ試写室:「ヒガンバナ」 堀北真希主演の異色刑事ドラマ 新婚DAIGOもキーパーソンに

13日スタートの連ドラ「ヒガンバナ」のワンシーン=日本テレビ提供
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13日スタートの連ドラ「ヒガンバナ」のワンシーン=日本テレビ提供

 ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組について、放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は13日午後10時からスタートする堀北真希さん主演のドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」(日本テレビ系、毎週水曜)の第1話だ。堀北さんは俳優の山本耕史さんと結婚後初の連続ドラマとなる。

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 ドラマは、14年10月に単発で放送された堀北さん主演ドラマ「ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル~」を連続ドラマ化。事件関係者にシンクロ(同調)し、声を聞くことができるという特殊能力を持った来宮渚(堀北さん)をはじめ、非公式に設置された女性だけの捜査チーム「捜査第七課」(通称ヒガンバナ)に所属する6人の女刑事が、それぞれの得意分野や女性としての感性を生かして事件解決を目指す姿を描く。

 初回の放送では、檀れいさん演じる峰岸雪乃が、警視庁内のエリート刑事が揃う捜査第一課から七課に“左遷”されるところから描かれる。熱血刑事である雪乃は、マイペースな渚とは正反対の性格で、かみ合わない2人がコンビとして対立しながら事件を解決していくという“バディーもの”の要素があるのもポイントだ。

 また、女優の北川景子さんと結婚したばかりのDAIGOさんが7年ぶりに連ドラ出演しているのも注目。単発ドラマには登場しなかった新キャラクターで、渚に好意を寄せながら執拗に追いかけるフリージャーナリスト・菊池謙人を演じる。また、渚がなぜ特殊能力を持つようになったのか謎を解いていく物語のキーパーソンにもなりそうで、動向を見守っていきたいところ。

 個人的には、監察医の薫子を演じる知英さんに注目。帰国生という設定ではあるものの、なまりもほとんど感じない日本語での演技に驚かされた。

 ドラマは毎週水曜午後10時に放送される。

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