元アンジュルムの福田花音さんが28日、「CLUB CITTA’(クラブチッタ)」(川崎市川崎区)で行われたアイドルグループ「チャオ ベッラ チンクエッティ」の新曲発売記念イベントにゲストとして出演し、昨年11月の卒業後初めて観客の前で歌唱した。ともにパフォーマンスを披露した同グループの岡田ロビン翔子さんから「さっき真ん中に来た時、なんかしっくりきた。5人目で入ったらいいんじゃないかなって。どうですか?」と“加入オファー”を受けたが、「うれしいけど、昨日も夜中にラーメンを食べてそのまま寝てしまったり、アイドルとはかけ離れた生活をエンジョイしているところなので、丁寧にお断りさせていただきます」と答えて笑いを誘った。
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福田さんは同グループの新シングル収録曲「どうしよう、わたし」の作詞を担当しており、この日はハロー!プロジェクト(ハロプロ)研修生時代の同グループのメンバーとの思い出の曲という松浦亜弥さんの「I know」を披露。「歌を歌うことは好きなので、いつか自分に詩を書いて自分で歌えれば」と夢を語った。
アンジュルム卒業後、作詞家として本格的にスタートした福田さんが楽曲を提供するのは今回が初めて。同グループの後藤夕貴さんは「(新曲は)“作詞家”の方(福田さん)に書いてもらって。同期だったので、一緒に活動してきた花音が作詞家になって、(歌詞を)提供してくれたのは初めてなのでうれしい」とにっこり。福田さんも「私もまさか一緒に活動をスタートした子たちに、作詞をさせていただくとは夢にも思ってなかった」と“共演”を喜んだ。
「どうしよう、わたし」は片思いの恋愛ソングといい、福田さんは「確実に妄想で書いた。こういう感情もこれから経験してみたい」と告白。作詞家とアイドルとの違いについて聞かれると、「心は永遠のアイドルでいたいと思うけど、自分的にアイドルぶってはいけない立場だと思っていて、私生活でもなるべく服は黒を好むようにしている」と心境の変化を明かしていた。
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