アーロと少年:安田成美や松重豊ら吹き替えキャストが勢ぞろい 監督とトーク

「アーロと少年」の会見に登場した(左から)片桐はいりさん、松重豊さん、八嶋智人さん、ピーター・ソーン監督、安田成美さん、石川樹さん、デニス・リームプロデューサー
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「アーロと少年」の会見に登場した(左から)片桐はいりさん、松重豊さん、八嶋智人さん、ピーター・ソーン監督、安田成美さん、石川樹さん、デニス・リームプロデューサー

 ディズニー/ピクサーの新作劇場版アニメ「アーロと少年」(ピーター・ソーン監督)の来日会見が4日、東京都内で行われ、女優の安田成美さんや俳優の松重豊さんら日本語吹き替え版に出演するキャスト5人がそろって登場。来日したソーン監督、プロデューサーのデニス・リームさんらと作品に関するトークセッションなどを行った。

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 会見には安田さん、松重さん、八嶋智人さん、片桐はいりさん、石川樹さん、ソーン監督、プロデューサーのリームさんが出席。トークセッションで、作品の内容にからめて「友情の大切さ」について聞かれた松重さんは「(アーロと少年の友情には)そこに許し合うという気持ちが入っていて……作品を見ていてとめどなく涙が出てしまった」と明かし、「民族同士であったり国同士であったりの友情も、許し合うことから始まるんじゃないだろうかと、心に訴えてくるものがあった」と語った。

 また、ソーン監督は「小さいときから日本のテレビや映画に触れてきました」と日本の作品の影響について触れ、「アニメでいえば、大友(克洋)監督の『AKIRA』だったり」と語った。トークセッション終了後は作品の内容にちなみ、松重さんら吹き替え版キャストからソーン監督らへ、友情の証しとして巨大な卵形チョコレートが贈られる場面もあった。

 「アーロと少年」は、恐竜が絶滅せずに生き残り、人間のように言葉を話す地球を舞台に、愛する家族と離れ離れになった弱虫で独りぼっちの恐竜アーロが、家族の元に帰るため壮大な冒険に出る感動のアドベンチャーファンタジー作。3月12日公開。

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