柴田恭兵:最後の舞台あいさつに感慨 「タカとユージは永遠に不滅です」

映画「さらば あぶない刑事(デカ)」“最後の舞台あいさつ”に登場した舘ひろしさん(左)と柴田恭兵さん
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映画「さらば あぶない刑事(デカ)」“最後の舞台あいさつ”に登場した舘ひろしさん(左)と柴田恭兵さん

 俳優の柴田恭兵さんと舘ひろしさんが10日、東京都内で行われた映画「さらば あぶない刑事(デカ)」(村川透監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに役衣装のスーツにサングラス姿で登場した。シリーズが完結して今回が“最後の舞台あいさつ”となり、柴田さんは「舘さんに感謝してます。(柴田さんが演じた)大下勇次を生んでくれたのは舘さん」と感慨深げにコメント。集まったファンからは「お疲れさまー!」などのかけ声も飛び、柴田さんは「30年間、応援してくれて本当にありがとう」と語りかけ、最後に「タカとユージは永遠に不滅です」と結んでファンから喝采を浴びた。

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 舞台あいさつには舘さんと柴田さん、村川監督が出席。この日は会場に集まったファンからの質問にも回答。シリーズ通して一番"あぶなかったこと”を聞かれた柴田さんが「舘さんが現場に女性を連れてきたことです」と暴露すると会場からは拍手が起き、舘さんが苦笑する場面も。舘さんは、柴田さん演じるユージへ贈る言葉として「ずーっと走り続けてほしい」とエールを送り、「この作品に出合えて、柴田恭兵という俳優に出会えて、刺激を受けて幸せでした」と語った。舞台あいさつでは、映画のロケ地となったニュージーランドにちなんで、ゲストとして在日ニュージーランド大使館のピーター・ケル臨時代理大使、ニュージーランド政府観光局のジョアン・ゴーリー広報部長、ニュージーランド航空のスコット・カー日本支社長も登場し、ワインの贈呈などが行われた。

 「あぶない刑事」は、横浜を舞台に、おちゃめで破天荒キャラの刑事コンビが次々と事件を解決していく人気刑事ドラマシリーズ。「さらば あぶない刑事」は、2005年公開の前作「まだまだあぶない刑事」から11年ぶり7作目の劇場版で、定年退職まで残り5日となった舘さんが演じる“タカ”こと鷹山敏樹と、柴田さん扮(ふん)する“ユージ”こと大下勇次が、世界の闇市場を牛耳る中南米の犯罪組織「BOB」から横浜を守る姿が描かれている。

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