栗山千明:タランティーノとの再タッグに意欲も キル・ビル“続編”に尻込み「年が……」

映画「ヘイトフル・エイト」のトークイベントに登場した栗山千明さん
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映画「ヘイトフル・エイト」のトークイベントに登場した栗山千明さん

 女優の栗山千明さんが15日、東京都内で行われたクエンティン・タランティーノ監督の最新映画「ヘイトフル・エイト」のトークイベントに登場した。タランティーノ監督の「キル・ビルvol.1」に出演し、現在も交流を続けている栗山さんは、監督との再タッグについて「やりたいです」と意欲を見せたが、製作の可能性があるという“キルビルvol.3”への出演を聞かれると、「だいぶ年が……」と尻込みしていた。

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 イベントには、最新作「ヘイトフル・エイト」で美術監督を務めた種田陽平さんも出席。「キル・ビル vol.1」にも参加している種田さんは、現在vol.2まで製作されている「キル・ビル」について、「(タランティーノ監督の中で)vol.3も、まだ生きているからね」と明かすと、栗山さんは「生きてるんですか!」と驚きつつ、「でも(役柄で)私、死んじゃったからな」とぽつり。

 種田さんから「回想シーンで出てくるかも」とフォローされたが、当時、(劇中で)女子高生の制服姿でバトルシーンを繰り広げた栗山さんは「だいぶ年が……」と苦笑い。MCからも「お母さんとか、いろいろ方法もある」と語られると、「お母さん……まあ」と再び苦笑いしていた。

 また、タランティーノ監督作への出演には、他に大きな壁もあるという栗山さん。「タランティーノ監督に会うたびに『千明、英語の練習してる?』って言われて。『千明が英語を勉強する代わりに、僕も日本語を勉強するよ』って言うんですけど、お互いに上達していません」とタランティーノ監督とのやり取りを明かしていた。

 「ヘイトフル・エイト」は、雪山のロッジを舞台にした密室ミステリー。吹雪で足止めを食らい、一夜をともにすることになった8人の間で、殺人事件が起こる。お互いを探るため、他愛のない会話をかわすうち、それぞれの素性が少しずつ明らかになり、過去がつながり始める……というストーリー。第88回アカデミー賞の3部門にノミネートされている。27日公開。

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