クエンティン・タランティーノ監督が監督最新作「ジャンゴ 繋がれざる者」のPRのため来日し、13日、東京・新宿の映画館で開催されたイベントに登場した。タランティーノ監督は「トキオ! ハッピー・バレンタイン」とあいさつをしながら登場し「タランティーノ、キター!」と日本語で絶叫。さらに、バレンタインデーが近いこともあり、会場に集まった約500人のファンに向かってキャノン砲でチョコレートを発射し、会場を沸かせた。
ウナギノボリ
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映画は1859年の米南部が舞台。元奴隷のジャンゴ(ジェイミー・フォックスさん)が、奴隷市場で別れた妻ブルームヒルダ(ケリー・ワシントンさん)を救い出すため、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツさん)とコンビを組み、お尋ね者たちを捕まえていく姿を描く。米俳優のレオナルド・ディカプリオさんが農園の領主で、部下と奴隷たちを闘わせて楽しむ極悪人・キャンディを演じる。3月1日に公開。
タランティーノ監督は約3年前に監督作「イングロリアス・バスターズ」のPRのために日本を訪れ、日本のみで再発売されているマカロニ・ウエスタン(イタリアの西部劇)のサウンドトラックを聞いているときに「ジャンゴ 繋がれざる者」のアイデアが浮かんできたといい「(エンニオ・)モリコーネなんかを聞いていたんだ。アメリカに帰る飛行機の中でストーリーはほとんど固まっていた」と明かした。
タランティーノ監督は、早口で映画をPRするなど終始ハイテンションな様子。最後に「早く映画が見たいですか?」と大声で観客に呼びかけながらマイクを投げ捨て、会場を後にした。(毎日新聞デジタル)
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