岡田准一:エベレスト登頂の女性アルピニストから絶賛 「息遣いに驚いた」

名古屋市内で行われた映画「エヴェレスト 神々の山嶺」の舞台あいさつに登場した稲吉佑紀さん
1 / 1
名古屋市内で行われた映画「エヴェレスト 神々の山嶺」の舞台あいさつに登場した稲吉佑紀さん

 人気グループ「V6」の岡田准一さんが20日、名古屋市内で行われた映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」(平山秀幸監督、3月12日公開)の舞台あいさつに登場。この日は、2013年に日本人女性として14人目にエベレスト登頂を果たした愛知県豊川市出身の稲吉佑紀さん(豊橋山岳会在籍)がゲストとして招かれ、一足早く今作を見たという稲吉さんは「何よりも驚いたのが岡田さんの息遣い。動いていないときでも(高地特有の)浅い呼吸が自然にできている」と絶賛し、岡田さんは「ありがとうございます」とうれしそうな表情を見せていた。

あなたにオススメ

 同作の撮影は、キャストとスタッフがエべレストに約10日間かけて高度順応しながら登り、標高 5200メートル地点で行われた。

 岡田さんは、プライベートでもエベレストに行きたいか、と聞かれると「行きたいです!」と力強く即答。「やっぱりあの場所は忘れられないです。5000メートルに行ったら、6000メートルにも行ってみたいと思うし、6000メートルに行ったら、7000メートルに行きたいなと思ってしまいそうな自分がいて、怖いですね」と笑った。また「(エベレストには)圧倒的な力を感じますし、いろんなことを反芻(はんすう)して歩いていく。(すると)なんだか地球に包まれている感じが、すごくするんですよね」と感慨深げに語った。舞台あいさつには平山監督も登場した。

 映画は、夢枕獏さんの小説「神々の山嶺」が原作。岡田さん演じる山岳カメラマンが、阿部寛さん演じる「孤高の天才クライマー」と呼ばれる男性と、尾野真千子さん演じる兄を雪山で失った女性と出会い、エベレスト登頂に挑む姿を描く。

ブック 最新記事