伊藤英明&木村佳乃:初の夫婦役も相性バッチリ 「男女というより同志」

4月スタートの連続ドラマ「僕のヤバイ妻」に出演する伊藤英明さん(右)、木村佳乃さん=関西テレビ提供
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4月スタートの連続ドラマ「僕のヤバイ妻」に出演する伊藤英明さん(右)、木村佳乃さん=関西テレビ提供

 4月スタートの連続ドラマ「僕のヤバイ妻」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後10時)に出演する俳優の伊藤英明さんと女優の木村佳乃さんがこのほど、東京都内で報道陣の取材に応じた。2人は映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(2007年公開)やWOWOWドラマ「罪人の嘘」(14年放送)など、これまで4度共演しているが夫婦役は今回が初めて。お互いの印象について、伊藤さんは「全然変わらない、昔から。明るくて一緒にいて和む」と語り、木村さんは「(付き合いが)長いので、男女というより同志みたいな感じ。やりやすいばっかり」と相性のよさを明かした。

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 ドラマは、伊藤さん演じる主人公・望月幸平が、不倫相手と共謀して木村さん演じる妻・真理亜を殺害しようと帰宅するが、妻は血痕だけを残して誘拐されていて……というストーリーで、犯人から莫大(ばくだい)な身代金を要求された幸平は、いつしか誘拐事件に巻きこまれ、その裏で妻の恐ろしい素顔も現れ……という展開だ。

 初めて夫婦役で共演する木村さんについて、伊藤さんは「この天真らんまんのキャラですごく人を和ましてくれるタイプ。優しいし、いろいろなストレスとか大変なこともあるだろうけど、ヤバイなという顔を見たことがない。いつも明るくてすてきな女性。だから、自分のやりたいことは勝手にやらせてもらっている」と信頼している様子。木村さんも「俳優として信頼して尊敬しているので、やっぱり心強い。伊藤さんが来てくださったら、本当に思っている以上なものができると思う」と明かした。

 また、自身の役について木村さんは「特に奇抜なことをする」といい、「現実とはかなりかけ離れているので、怖いところもあるけれど、非日常を楽しんでストレス解消をしていただければ」とアピール。妻を裏切り、殺害を企てた夫役の伊藤さんも「欲にただ向かっていく。欲が全面的に出ているから、その欲をどうにかして自分の物にしようとするドラマ。だけど、それに失敗して制裁を加えさせられるという。ストレス解消になると思う」と見どころを明かした。

 非日常的な話ということで、「役柄を引きずるタイプか?」という質問に、木村さんは「私、これ引きずったら家庭崩壊ですよ。家から追い出されちゃう。引きずらないようにしないと」と笑わせ、伊藤さんも「僕もだよ、家に持ち帰らないようにしよう。でも非現実的だからこそ、現場では思い切り楽しめると思う」と語っていた。

 ドラマには相武紗季さん、浅香航大さん、眞島秀和さん、高橋一生さん、キムラ緑子さん、佐藤隆太さん、「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんらも出演。脚本はドラマ「ストロベリーナイト」などの黒岩勉さん、監督は「僕の生きる道」シリーズなどの三宅喜重さんが務める。初回は4月19日午後9時からの2時間スペシャルで放送される。

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