テレビ朝日:古舘報ステ降板に会長「圧力ない」

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 テレビ朝日の早河洋会長は29日の定例会見で、古舘伊知郎さんの「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)キャスター降板に圧力があるのではとの質問に「政権からの圧力とか、まったく関係ない。出演の終了ということに尽きる」と否定した。

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 早河会長は古舘さんについて「15年ぐらい前に交渉した時は、彼はエンタメ系で生きていくことを決断していたので難航したが、要請を受けてもらった。12年間、3000回を超えて、平均13%ちょっと。テレ朝が2、3年前にトップ取った時のプライムは12%台なので、大変大きな貢献度だった」と感謝の言葉を語った。

 今回の降板については「古舘さんサイドから卒業させていただけませんかと。もう少しどうでしょうとやり取りして、年末の会見になった」と経緯を説明。「報道の仕事の重さというか、日々感じながらキャスターとしてまっとうしようと、責任を果たそうという感じだったと思う。しゃべりとかトークとか、そういう世界で、比類ない才能を持っている人物だと思っており、次の仕事でも活躍することを願っている」と言葉を贈った。

 「報道ステーション」は4月からは新たなメインキャスターとして同局の富川悠太アナウンサーの出演が決まっている。

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