広瀬すず：歌舞伎町レッドカーペットにファン2500人　「もったいないくらい幸せ」　

　女優の広瀬すずさんが20日、東京・新宿の歌舞伎町で行われた主演映画「ちはやふる」（小泉徳宏監督）の「からくれなゐレッドカーペットイベント」に共演の野村周平さん、松岡茉優さんらと出席。作品にちなんではかま姿でキャストたちが登場すると、会場に集まった作品のファンら約2500人から大歓声がわき起こり、広瀬さんは「こんなにたくさんの方に集まっていただけて『ちはやふる』を見ていただけたんだなと、届いていたんだなと実感できる今この時間。それが自分にとってもったいないくらい幸せだなと」と笑顔を見せた。

ウナギノボリ

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　「ちはやふる」は、末次由紀さんが2007年から女性マンガ誌「BE・LOVE」（講談社）で連載している人気マンガが原作。主人公・千早が、転校生の新との出会いを通じて競技かるたの魅力に目覚め、幼なじみの太一らかるた部の個性的なメンバーたちとともにかるたに情熱を燃やす姿を描いている。映画は2部作で前編「上の句」は公開中。後編「下の句」が29日に公開予定。

　劇中で広瀬さん演じる千早のライバル・若宮詩暢を演じた松岡さんは、「初めてすずちゃんと会ったのが練習の日だったけど、もうすでに『上の句』に（撮影）インしていてかるたをたくさん払っているすずちゃんに対して1カ月練習した私が入ってきて、詩暢ちゃんは千早に負けないのに、すずに負ける私が悔しすぎて二度とこの子と練習したくないと。もう会いたくないなって」と冗談めかして振り返ると、広瀬さんは逆に「私は会いたかったよ」と“ラブコール”を送り、会場を盛り上げていた。

　この日のイベントには、真剣佑（まっけんゆう）さん、上白石萌音さん、矢本悠馬さん、森永悠希さんらも登場した。