テレ朝社長:「報ステ」富川アナを絶賛 「非常に視線が低い」と高く評価

「報道ステーション」のメインキャスターを務める富川悠太アナウンサー=テレビ朝日提供
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「報道ステーション」のメインキャスターを務める富川悠太アナウンサー=テレビ朝日提供

 テレビ朝日の吉田慎一社長は26日、定例会見で、今月からリニューアルした報道番組「報道ステーション」(テレビ朝日系)について言及。古舘伊知郎さんからメインキャスターを引き継いだ同局の富川悠太アナウンサーについて「エネルギッシュ、若い行動力、12年間の経験がしっかり踏まえられた安定性、信頼感、積極性を表に出してスタートしてくれた」と絶賛した。

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 報道ステーションは今月11日にリニューアルし、メインキャスターに富川アナを起用し、サブキャスターの小川彩佳アナは続投。レギュラーコメンテーター(月~木曜)に政治ジャーナリスト、共同通信客員論説委員の後藤謙次さんを向かえるなど新体制に生まれ変わった。リニューアル後の平均視聴率は12.6%と好調で、12日と20日には最高視聴率となる14.1%を記録している。

 富川アナの行動力については「14日の地震直後に、ただちに特番に入り、引き続き報道ステーション、午前2時過ぎまでMCを務めた後、翌日に熊本入りして、まさに現地主義というのを地でいくような対応をしてくれて、視聴者の皆様に強い印象を与えているんじゃないかなと思う」と称賛。「視聴者へのインタビューの仕方も非常に視線が低い、好感を得ているのではないかと思う」と分析した。

 また、「若々しい新鮮な印象。物事のとらえ方が非常に真っすぐから見ようという責任感が運び方、インタビューの仕方に出ている」などと高く評価し、視聴者からも「若いアナウンサーに看板キャスターは無理じゃないかと心配していたが考え方が変わった」「真摯(しんし)な対応がひしひしと伝わった」といった声が届いていることも紹介。さらに「小川アナウンサーとのコンビネーション、コメンテーターを加えたチームワークもしっくりいっていると思う」と語り、「長いレンジで評価しないといけないが、期待して見守っている」などと明かした。 

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