鉄子の旅 三代目:流行語大賞ノミネートの鉄道ルポマンガが“復活” ファンの後押しで新連載スタート 

「鉄子の旅 3代目」のイラスト=小学館提供
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「鉄子の旅 3代目」のイラスト=小学館提供

 2007年の流行語大賞にノミネートされた女性の鉄道ファン「鉄子」という言葉を生み出したルポマンガ「鉄子の旅」シリーズの最新作「鉄子の旅 3代目」の連載が、19日発売の月刊マンガ誌「サンデーGX」(小学館)6月号で始まった。2013年に「新・鉄子の旅」が連載誌の休載に合わせて幕を下ろしたが、再開を望むファンの声などが後押しし、雑誌を移籍しての“発車”が決まった。

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 「鉄子の旅」は、日本国内の全駅下車を達成した鉄道オタクで、ライターの横見浩彦さんが、鉄道に興味のない新人女子マンガ家をディープな鉄道の旅に連れ回し、シリーズごとに作画担当が代わるという異色のマンガ。初代「鉄子の旅」は2001~06年、「新・鉄子の旅」は09~13年に「月刊IKKI」で連載された。07年にはテレビアニメ化もされた。

 「鉄子の旅 3代目」も、過去シリーズと同じく鉄道に興味のない新人マンガ家の霧丘晶(きりおか・あきら)さんを起用した。横見さんは、これまでのシリーズ通り作中に登場する。第1話では、シリーズ初代と2代目でも描かれた、久留里線(千葉県)の全14駅乗下車の旅に挑む。

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