加藤シゲアキ:「時かけ」で教師役&オマージュ小説執筆へ テーマ曲もNEWSが担当

 人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキさんが、7月にスタートする連続ドラマ「時をかける少女」(日本テレビ系)に出演することが7日、明らかになった。黒島結菜さん演じる主人公のクラス担任となる数学教師を演じるほか、「NEWS」としてエンディングテーマも担当。さらに、作品へのオマージュとして、短編小説も執筆する。ドラマの出演者が、出演中に作品にちなんだ小説を執筆するのは極めて異例。

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 「時をかける少女」は、これまで何度も映像化されてきた筒井康隆さんの小説が原作。ひょんなことから時間を超えるタイムリープ能力を持つようになった少女と、未来からやってきた少年の切ないドラマを描いた不朽の青春ストーリー。今回のドラマ版は、少女側だけではなく、未来から来た少年側のストーリーも深く描いていく。黒島さんが主人公の芳山美羽、人気グループ「Sexy Zone(セクシーゾーン)」の菊池風磨さんが未来人のケン・ソゴル、竹内涼真さんが美羽の同級生で好意を寄せる浅倉吾朗をそれぞれ演じる。

 加藤さんは、男子女子問わず生徒から慕われているイケメンの数学教師・矢野和孝を演じるほか、「NEWS」としてドラマのエンディングテーマ「恋を知らない君へ」を歌唱する。また、タイムリープという設定を絡めた短編小説「おれさまのいうとおり」を執筆し、「小説 野性時代」8月号(7月12日発売、角川書店)に掲載する。

 加藤さんは自身の役どころについて「矢野は主人公・未羽がタイムリープをしていることには気づいていないのですが、知らず知らずのうちに、彼女が考えたり、行動したりするきっかけになる一言を投げかけます。実は芯に熱い部分があって、内に秘めた複雑な思いが回を重ねるごとに見えてくる人物」と説明。

 異例ともいえるオマージュ小説の執筆については「『14歳の自分に人生のアドバイスをするために、未来から34歳の自分が会いに来る』話を書かせていただきました。こちらは青春の甘酸っぱさも切なさもなく、「時をかける少女」とはずいぶんかけ離れた、ブラックユーモアが効いた作品ですが、合わせて楽しんでいただければ幸いです」とコメントしている。

 ドラマ「時をかける少女」は日本テレビ系で7月から毎週土曜午後9時放送。

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