特撮映画でおなじみの怪獣「ゴジラ」の人間大フィギュアが9日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の玩具見本市「東京おもちゃショー2016」(日本玩具協会主催)で行われたバンダイのブースで発表された。身長183センチ、しっぽを含めた長さ約270センチの迫力ある姿を披露した。
ウナギノボリ
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人間大フィギュアは、バンダイのモンスターフィギュアシリーズ「S.H.MonsterArts 輝響曲」の新作「ゴジラ(1989)」発売を記念したもので、1989 年に公開されたシリーズ第17 作「ゴジラ vs ビオランテ」で登場したモデルで、ゴジラ造形の第一人者・酒井ゆうじさんが制作した原型をベースに、迫力ある造形がリアルに再現された。
同ブースでは7月29日に公開される新作映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)で特技監督を務める樋口真嗣監督と東宝の山内章弘プロデューサーが出席し、モンスターフィギュアシリーズ「S.H.MonsterArts 輝響曲」の新作「ゴジラ(1989)」の発表会も開催。発表会で人間大フィギュアの映像が紹介されると、樋口監督は「置き場所を作らなきゃいけない。これ専用の部屋が必要ですね」と笑顔で感想を語った。
今回発売されるフィギュア「S.H.MonsterArts 輝響曲 ゴジラ(1989)」は、人間大ゴジラと同じ原型で全高約20センチのリアルなゴジラを再現。LEDによって、背びれと口の中が光り、鳴き声や放射熱線を放つときの吠え声や足音、劇中でBGMが流れる。
「東京おもちゃショー2016」は、160の企業・団体が参加し、約3万5000点の玩具が出品。10日までは関係者向けの商談見本市で、11、12日は一般向けに公開される。入場無料。4日間で16万人以上の来場を見込んでいる。
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