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11月21日(木)放送分
SMAPの中居正広さん主演で2002年に映画化された宮部みゆきさんのベストセラー小説「模倣犯」が、女優の中谷美紀さんの主演で14年ぶりにドラマとして映像化されることが28日、分かった。中谷さんは「宮部みゆきさんの作品に出演することは今回が初めてで、大変光栄に思っております。十数年前に読んだ作品で、一度映画化されていますが、意外にもテレビドラマ化がまだだったと。このお話をいただけたことを大変うれしく思っています」と、抜てきを喜んでいる。
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「模倣犯」は、宮部さんの代表作で、これまでに単行本と文庫本あわせて約420万部を突破している大ベストセラー小説。“劇場型犯罪”を徹底的に描き、連続誘拐殺人事件をめぐって、被害者、加害者、警察 、マスコミ、犯人など、多くの視点から重層的に見つめる現代ミステリー。02年には、故・森田芳光監督が中居さん主演で初めて映像化し大ヒットした。
ドラマは、史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続誘拐殺人事件を追う女性ルポライターを主人公に、第1発見者の少年、孫娘を殺されたお年寄りがそれぞれ苦しみながら、事件に関わってゆく姿を描く。ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)など「松本清張シリーズ」を手掛けてきた松田秀知さんが監督を務め、森下直さんが脚本を務める。
事件の全貌に迫るルポライターの前畑滋子(まえはた・しげこ)を演じる中谷さんは「一流のライターではなくて、半ばアルバイト感覚でライターをしているのですが、一念発起して(映画化もされた)『エリン・ブロコビッチ』のように、いち主婦が何かを覆してみるというところが、視聴者の皆さんも共感しやすいキャラクターではないかと……夫と共に婚家の工場に住んでいますし、思いっきり庶民派です」と紹介している。
また、チーフプロデューサーの中川順平さんは作品の内容について「原作の巨大な世界観を極力生かすよう、今回はスペシャルドラマとしても大型の枠を持って挑みます。また時代設定も、ネットや携帯、SNSの発達した現代にアレンジします。強烈なサスペンスはもちろん、何よりもごく普通の人々が持つ、勇気と希望の物語にしたいと考えます。ご期待ください」とメッセージを寄せている。
ドラマは「六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス『模倣犯』」はテレビ東京系で放送され、、2016年に放送予定。そのほかのキャストは随時発表される。
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