高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「とと姉ちゃん」は27日から、第13週「常子、防空演習にいそしむ」を放送。7月1日放送の第77回では、東京が空襲され焼け出された人々の中に、常子（高畑さん）はお竜（志田未来さん）を見つける。女手一つで幼い妹たちを連れたお竜たちを常子は家に連れ帰る。人心地ついたお竜は張り詰めていた緊張が解け、戦争が終わったら何がしたいかという話を始める。常子は思わず「女性が自由にやりたいことを実現できる雑誌を作りたい」と口にする……。

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　「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子（しずこ）の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。

　第12週「常子、花山伊佐次と出会う」では、「甲東出版」で常子は、まじめで堅物の編集長・谷（山口智充さん）や、女性好きでプレーボーイな記者・五反田と出会い、二人の男女分け隔てない態度に感動するが、政府の検閲による締め付けが厳しくなっていく。さらに材木商の個人営業が禁止され、滝子（大地真央さん）は青柳の看板を下ろす決意をする……という展開だった。