女優の宮沢りえさんが27日、東京・歌舞伎座で行われたディズニー映画最新作「ジャングル・ブック」(ジョン・ファブロー監督)のジャパンプレミアに登場。レッドカーペットで宮沢さんは、肩や袖がシースルーになった黒ドレスという華やかな装いを披露。「歌舞伎座ということで、着物のラインに近いものを選びました」とファッションのポイントを語った。
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レッドカーペット後は舞台あいさつが行われ、主人公・モーグリに愛を注ぎ育てる母親オオカミのラクシャの声を務める宮沢さんは「私にも娘がいますので、なにより守るべきものという存在があるのは共通点かもしれない」と語り、「抱きしめてあげることも愛情ですけど、彼(モーグリ)が成長するために旅に出す、背中を押すという厳しさが、大きな愛情を持っている。私には、まだまだ(子供を)旅に出すのは不安だったりするので、学ぶべきところでした」と感嘆していた。また、同作について「自分の出ている映画は、あまり友達に自慢して『見に来なよ』と言えないんですが、この作品は120%自信を持って勧められる映画です」と作品をアピールした。
イベントには宮沢さん、松本幸四郎さん、西田敏行さん、伊勢谷友介さんと、主人公のモーグリ役のニール・セディさん、ファブロー監督、脚本家のジャスティン・マークスさん、ブリガム・テイラープロデューサーらが参加した。
「ジャングル・ブック」はジャングルの動物たちに育てられた人間の少年・モーグリを主人公に、自然の掟(おきて)とともに雄々しく生きる者たちの愛情や憎しみ、喜びや悲しみなどを描いた作品。モーグリは黒ヒョウのバギーラからオオカミのラクシャに託されジャングルの子となって幸せな生活を送っていたが、ある日人間を憎むトラのシア・カーンがジャングルに戻ってきて……という内容。日本語吹き替え版では黒ヒョウのバギーラの声を松本さん、陽気なクマのバルーを西田さん、母親オオカミのラクシャを宮沢さん、トラのシア・カーンを伊勢谷さんが担当する。宮沢さんは冒頭に流れる日本語のナレーションも担当している。8月11日公開。
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