真田丸:“三成”山本耕史と“片桐且元”小林隆が名胡桃城に

群馬県みなかみ町の名胡桃城跡を訪れた「真田丸」に出演中の小林隆さん(左)と山本耕史さん=NHK提供
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群馬県みなかみ町の名胡桃城跡を訪れた「真田丸」に出演中の小林隆さん(左)と山本耕史さん=NHK提供

 NHK大河ドラマ「真田丸」で石田三成を演じる俳優の山本耕史さんと、片桐且元役の俳優の小林隆さんが4日、真田家ゆかりの名胡桃(なぐるみ)城跡(群馬県みなかみ町)を訪れた。山本さんは「三成ゆかりのいろいろな地を巡らせてもらっていますが、今回、初めて名胡桃を訪れました。ドラマの中では、沼田裁定の回を撮影したときにせりふで『名胡桃』と言いましたが、実際にこの土地に来ることで、身近に感じることができました」と語った。

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 小林さんはは「名胡桃という名前は、なんてすてきなネーミングなんだろうと思っていましたが、実際に名胡桃城跡から沼田を見下ろす景色を見て、沼田を明け渡しても、北条ににらみがきく場所だということを実感しました。上州を治めていた真田にとってこの場所は、都で考えるよりもはるかに要所であり、昌幸が絶対欲しがる城だったのだと感じました」と真田家が同城を死守した理由に納得した様子だった。

 「真田丸」は、堺雅人さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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