ゴジラ:初の劇場版アニメに! 「まどマギ」虚淵玄の脚本で17年公開

「ゴジラ」の劇場版アニメ「GODZILLA」のビジュアル(C)2017 TOHO CO.,LTD.
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「ゴジラ」の劇場版アニメ「GODZILLA」のビジュアル(C)2017 TOHO CO.,LTD.

 怪獣映画「ゴジラ」の初の劇場版アニメ「GODZILLA」が製作され、2017年に公開されることが19日、分かった。「ゴジラ」のアニメは、1978年に米国でハンナ・バーベラ・プロダクションによる「GODZILLA」、98年にハリウッド版第1作「GODZILLA」の続編「Godzilla:The Series」が制作されたことがあるが、どちらもテレビアニメで、劇場版アニメが製作されるのは初めて。日本で「ゴジラ」のアニメが製作されるのも初めてとなる。

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 劇場版アニメは「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」などの静野孔文さんと「シドニアの騎士 第九惑星戦役」「亜人」などの瀬下寛之さんが監督を務め、「Fate/Zero」「魔法少女まどか☆マギカ」などの虚淵玄さんがストーリー原案と脚本を担当。「シドニアの騎士 第九惑星戦役」「亜人」などのポリゴン・ピクチュアズが製作する。宇宙船らしきものが描かれたアニメのビジュアルも公開された。

 静野監督は「ゴジラが大好きな人も、まったく知らない人も楽しめるアニメならではの壮大なスケールのエンターテイメントを目指しています。ご期待ください」、瀬下監督は「虚淵玄さんと静野孔文監督、超個性的でグローバルセンスに富んだ才能を持つ2人のクリエーターと共に、壮大な世界観と人間ドラマを目指します」とコメント。

 虚淵さんは「ゴジラというタイトルに関わらせていただけるのは、日本に生まれたクリエーターとして最高の名誉であると思っています。ここまで支えてくださった大勢の方々に感謝を捧げるとともに、そのご期待に添えるよう全力を尽くす所存です」と話している。

 「ゴジラ」は1954年にシリーズ第1作が公開。12年ぶりの日本版新作「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督・脚本、樋口真嗣監督・特技監督)が公開中で、公開から20日間で累計観客動員数が268万人、累計興行収入が38億円を突破するなどヒットしている。

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